Roasted Grapes with Camembert

・・・焼きぶどうとカマンベールチーズのブルスケッタ・・・

近所のパン屋さんでぶどうとカマンベールチーズのベーグルサンドを食べて以来、ぶどうとチーズの組み合わせにハマっていたんですが、先日、ぶどうは焼くと甘みとコクが増すということを発見し、このコンビネーションをさらにパワーアップさせた進化系スナックがこちら『焼きぶどうとカマンベールチーズのブルスケッタ』。

さて、”スナック” といえば、”軽食、つまみ” の意味の他、それらを提供する飲み屋を指しますが、私の将来計画の候補のうちのひとつに『ススキノの外れのほうで小さなスナックを切り盛り』というものがあります。

海外に住んでいると、老後のことを考えたときに『このまま外国で骨を埋めるのか or 将来祖国に戻るのか問題』というのが勃発するんですが、
私が思うにやはり生まれ育った土地は強い。老後のババ友との至福の時間であろう世間話タイムには、紅茶にビスケットよりもほうじ茶に煎餅のほうが私的には断然しっくりいきますし、会話も盛り上がれる気がします。
ただ、これだけ長く外国にいると「戻ったところで果たして私は日本の社会に適応できるのだろうか?」という不安もすごくあるんですよね。なるべく現代の日本の感覚からずれないように、そして時事ネタ入りの会話にもついていけるようにと、Yahooニュースは毎日かかさずチェック。動画サイトでバラエティ番組もチェック。マジ勤勉この上ないのですが、こんなに頑張っていてもどうしても追いつけている気がしない不甲斐ない自分。
もともと日本にいたときから感覚がズレていた所があって周りから散々指摘されていたのに、そのズレが海外で大幅に増長、たぶん話方もプチ・ルー大柴みたいになってしまっているような私を、果たして日本の社会は受け入れてくれるのでしょうか?いや、それは迷惑すぎる要求でしょう。
となると、私が日本で生きて行くために残された道はただひとつ。スナック経営。
お客さんは大抵酔っぱらっていますし、スナックならば、このズレた感覚もプチ・ルー大柴も大目に見てもらえる気がします。つまみを作るのも好きですしね。深紅のベルベットカバーの椅子、そしてミラーボールもまわしちゃいながら、トゥギャザーしたいです。

ということで、現在こうして試行錯誤しながら美味いつまみを研究しているのも、すべては後のスナックのため。今度ともこの老後対策用お料理ブログをどうぞ何卒宜しくお願い致します。

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— 焼きぶどうとカマンベールチーズのブルスケッタ —

赤ぶどう 適量(クリムゾンシードレスなど、皮ごと食べられる種無しのぶどう)

タイム 適量

オリーブオイル 適量

黒こしょう 少々

カマンベールチーズ 適量

パン(フランスパンなど)適量

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オーブンは230度に熱しておく。

オーブントレイの上にクッキングシートを敷き、ぶどうを並べる。オリーブオイル少量を上から回しかけて黒こしょうをふり、タイムをのせて10分ほど焼く。

トーストしたパンのうえにカマンベールチーズと焼いたぶどうを乗せて出来上がり。