Hash Browns with Caramelised Onion & Feta

・・・ ハッシュブラウン・・・

いたるところで新型コロナの感染が拡大し不安な日々が続きますが、みなさま無事で元気にお過ごしでしょうか。
たった数ヶ月で世界がこんなに変わってしまうなんて。

イギリスも全土ロックダウンになってから、かれこれ1ヶ月半が経ちました。いやー、もうひたすら家にいます。
行動の厳しい制限や先が見えない状況はたしかにストレスですが、一周回って、最近は『自由在不自由(自由は不自由の中にあり)by 福沢諭吉』と思ったりもするようになってきました。さすが、一万円札の言うことは奥が深いですね。
たしかに、ある程度の制約の不自由さは、その中で創意工夫をしようという発想や意欲が湧くので思いがけなくクリエイティブになったりしますしね。
我が家もこの外出制限期間中にリビングの壁の色を赤から青に変えたり(てゆーか、なぜゆえに壁が狂気の赤だったのかについてはまた後日)、ロックダウンなだけに、石(ロック)に色を塗って裏庭にワニ園を作ったり(石器時代の名残からか人は暇がすぎると石で何か作りだすようです)、ロックンロールな替え歌(なんだそれ)を創作したりして、ロックでダウンな時間を過ごしています。こういうのも悪くないです。

そしてただいまスーパーに行く回数を減らしているため、その時に家にある限られた食材でごはんを作るようにしているのですが、改めて今まで ”選択肢が多すぎて迷う”ということに随分とエネルギーを使っていたんだなーということに気がつきました。
制限があると、迷う代わりに創意工夫にエネルギーを費やせる。かの有名なビストロSMAPも、「チーズが大好きなのでチーズ料理が食べたいです♡」「オーダー!チーズを使った料理!」ということで盛り上がりましたが、これが「なんでもいいです」だと、「ちょ待てよ」とキムタクに言われてグダグダなコーナーになっていたことでしょう。

ちょっと何を言っているのかよく自分でもわかりませんが、とにかく、ある程度の縛りは創造性を喚起し、不自由からから生まれるものは多いってことに気づかされた今日この頃でした。

そんなこんなでハッシュブラウン。
日本の ”米さえあればなんとかなる” に相当する、英国バージョン “イモさえあればなんとかなる” でお馴染みのジャガイモは、保存がきいて腹持ちがよくて使い勝手のいいので大抵いつも台所の棚の中にいてくれます。
特にこのロックダウン期間中はそのポテンシャルの高さを遺憾無く発揮してくれているポテト様たち。本日は、サクサク&ホクホクのハッシュブラウンにキャラメライズドオニオンとフェタチーズをのせて。

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— ハッシュブラウン(8個分

じゃがいも 500g

塩 小さじ1/2

こしょう 少々

卵 1個

小麦粉 大さじ2

フェタチーズ 適量

粗挽き黒こしょう 少々

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- キャラメライズドオニオンの材料 -

レッドオニオン 1個

バルサミコビネガー 大さじ1

ブラウンシュガー 大さじ1

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キャラメライズドオニオンの作り方:レッドオニオンは半分に切って薄めにスライスする。フライパンにバターを熱し弱火でレッドオニオンをしっかりと炒めてしんなりしたらバルサミコビネガーとブラウンシュガーを加え炒め合わせる。

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じゃがいもは皮を剥き、粗めのチーズおろし器で削りおろすか細かい千切りにする。

サラシや漉し布にじゃがいもを入れ、水分をしっかり絞る。ボールに入れ、塩、こしょう、卵、小麦粉を加えて混ぜ合わせる。

熱したフライパンに油を少々をひき、じゃがいもミックスを1/8量ずつスプーンでフライパンに落とし、軽く押さえて平たくする。中火で約5分焼き、ひっくり返してまた5分ほど、両面がきつね色になるように焼く。

焼き上がったハッシュブラウンに、キャラメライズドオニオンとフェタチーズをお好みの量のせ、粗挽き黒こしょうをふりかけて出来上がり。

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