・・・ ボルシチ・・・
ボルシチ。世界3大スープのひとつです。
世界3大シリーズは他にもたくさんありますがスープは3つに絞りきれなかったようで、3大と銘打ってはいるものの、ボルシチ、トムヤンクン、ブイヤベース、フカヒレスープの4つのスープが挙げられています。
しかしいつも思うのですが、この3大シリーズは一体誰が決定しているのでしょう。きちんと民意を反映した上で決められているのでしょうか。
ええ、ボルシチとトムヤンクンには100%納得しています。あの美味しさは尋常じゃないですからね。特に私のボルシチ愛は強く、旧ソビエト社会主義共和国連邦の国々は大抵名前が覚えずらいので、全ての国を『ボルシチ』と呼んでいるくらいです(レーニンに謝れ)。
いや、ブイヤベースとフカヒレスープも確かに美味しいめちゃめちゃ美味しい、どちらも豪華だしおまけにフカヒレの美肌効果も捨てがたい。ですがボルシチ&トムヤンクンというスープ界の双璧と肩を並べての3大というならば、ここはやはり、びっくりドンキーのコーンスープなのではないでしょうか。クリーミーな甘みと絶妙な粒感。私の場合、あのコーンスープが飲みたくてびっくりドンキーに行くのでハンバーグはもはやお通し。
ビーツは”食べる輸血” と言われるほどミネラル豊富で栄養価の高いスーパーフードですが、日本ではまだ少々入手しずらい野菜のようで。やはりあれですかね、プーチンが外交の最後の切り札としてビーツを買い占めて手放さないのでしょうか(←違います)。北方領土問題とビーツ問題の友好的解決へ向けて、鈴木宗男にはぜひ頑張ってもらいたいです。
ということでボルシチ。様々なレシピがありますが、私のお気に入りはリンゴ酢入りで酸味のあるさっぱりとしたボルシチ。ビーフブイヨンは使っていますが、お肉は入れずに野菜だけで作っているので重くならない栄養いっぱいのスープです。
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— ボルシチ(4人分)—
ビーツ 400g
玉ねぎ 1個
人参 1本
セロリ 1本
じゃがいも 2個
キャベツ 1/4玉
にんにく 3片
バター 大さじ2
ビーフブイヨン(1.5リットルの水用に適した量)
ローリエの葉
りんご酢 大さじ2~3
砂糖 小さじ1
塩こしょう 適量
サワークリーム 適量
ディル 適量
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ビーツ、玉ねぎ、人参、セロリ、じゃがいもは皮をむき小さめの角切りにする。キャベツは細かいざく切り、にんにくはみじん切りにする。
鍋にバターを熱し、玉ねぎとにんにくを入れ、玉ねぎがしんなりするまで中火で炒める。ビーツと人参、セロリを加えて少々炒め、水1.5リットルとビーフブイヨン、ローリエの葉を加え、お湯が沸騰したら蓋をして弱火にし、約20分煮込む。
じゃがいもとキャベツを加え、さらに20分ほど煮込んだらリンゴ酢と砂糖を加えて、必要ならば塩こしょうで味を調える。
お皿に注ぎ、サワークリームとディルを乗せて出来上がり。