スナック 副菜 野菜

Sicilian Caponata

30/12/2016

・・・ 茄子のカポナータ・・・

もうすぐ年明けということで、今回こそは『一富士二鷹三茄子』のうちのどれかをぜひ初夢で見てみたいと意気込んでいます。ですがこのうちの『富士』と『鷹』は普段全く関わりがないためどうしても夢にでてくる気がしないので、『茄子』に狙いを定めています。単勝馬券です。茄子の夢の縁起が良いとされている由来が ”事を成す(茄子)” というどうしようもないダジャレだろうが、そんなことはかまいません。由来が何であれ、縁起絶好調で新年早々気分アゲアゲになりたいです。
茄子の夢が見られるように無意識下になんとか茄子を印象づけようと、ここ数日間おかずに茄子を食べています。本日の茄子はカポナータ。揚げた茄子を甘酢トマトソースでサッと煮た、イタリアはシチリアのお料理です。魚料理に添えたり、冷やして前菜にしたり、パスタなんかにも使えて便利なので、多めに作って冷蔵庫に入れ、ちょこちょこつまんでます。どうか初夢に茄子がでてきますように。

私、夢はわりと重要視しているんですよね。実はイギリスに来た理由も、白いサルの夢を見たからだったりします(← 注意!恒例のオカルト警報発令中)。あるとき夢の中に白いサルがやってきて、家の中に閉じこもっていた私を外に連れ出してくれたんですが、外の世界に出た時の気分の良さがもうこの上もなく最高で。まあその後、起きてしばらくしたらその夢のことは忘れちゃったんですが、半年後ぐらいに偶然白いサルの写真を見てその夢を思い出し、近くにあった本屋さんで何気なく夢分析の本をめくったら “白いサルの言うことは聞いたほうがいい” みたいなことが書いてあったので「よし外に出よう → 外国に行こう」という運びになりました。はい、怪しすぎますね。怪しすぎるので、”なんでイギリスに来たんですか?” と人に尋ねられたときには「イギリスのカルチャーやデザインに興味があったので」と嘘をついていますがナニカ?

そうして、白いサルの言うことを聞いて外国に来たのはいいのですが、知り合いもおらず文化も言語も違うので、環境に適応するのに大変な思いをしたり、マイノリティというポジションの難しさや、自分のアイデンティティに悩んだりして、「オイ、白いサル。話が違うんじゃね?」と思うこともたくさんありましたし、今でもそれなりに色々ありますが、でもやっぱりあの白いサルにはとても感謝しています。
というか、たとえばもしピンクのサルに ”今すぐ結婚して肝っ玉母ちゃんになれ” とか、緑のサルに ”ジャングルに行ってアマゾネスとして生きろ” と言われていて全く別の人生の選択をしていたとしても、自分がどんな人生を送っていたとしても、今在る状況の良い側面を見ることができて、1年の終わりに、どんな色のサルにでも感謝できる心が持てているなら、今年も上出来。人生上々。ありがとうサル。だと思っています。

なーんて。なにコレ。今年を振り返るついでに人生を振り返っちゃいました。キモ。そんなことより初夢のために茄子食べなくちゃ。来年も良い年になりますように。

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— 茄子のカポナータ(6人分ぐらい)—

茄子 500g

赤玉ねぎ 1個

セロリ 2本

オリーブオイル 大さじ2

にんにく(みじんぎりにしたもの)1片

ケッパー 30g

グリーンオリーブ(タネを除き、半分にカットしたもの)60g

チリフレーク 少々(お好みで調整してください)

赤ワインビネガー 70ml

ホールトマト缶 1缶(400ml)

砂糖 大さじ1

塩こしょう 少々

イタリアンパセリ 少々

アーモンド 適量(オプション)

揚げ油 適量

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茄子は3cmぐらいの角切りにし、塩水に30分つけてアクを抜く。水洗いして塩気を落としてザルにあけ、キッチンペーパーで水気を切る。

揚げ油を180度に熱し、茄子がうっすらとキツネ色になるように素揚げする。

赤ピーマンを薄くスライスし、セロリは輪切りにする。フライパンにオリーブオイルを熱し、赤たまねぎとセロリをしんなりするまで炒める。みじん切りのにんにくを加え炒めて香りがでたら、ケッパー、グリーンリーブ、チリフレークを加えてサッと炒める。

赤ワインビネガー、ホールトマト、砂糖をフライパンに加えて5分ほど煮る。塩こしょうで味を調える。

揚げた茄子を加えて、形を崩さないようにそっと混ぜ合わせ、1~2分煮て火から下ろす。粗熱をとり、刻んだイタリアンパセリとアーモンドをふりかけて出来上がり(冷えてから食べても美味しいです)。