・・・ 紫キャベツとりんごのサラダ ・・・
何色が好きかと聞かれたら、私は「紫色」と答えます。
ひとくぐりに ”紫色” と言っても淡い藤色から内出血のドス紫まで幅広い範囲がありますが、私が好きなのは紫キャベツの紫色、いわゆる紫ど真ん中です。でも、なんなんでしょうね、世間一般の紫色に対するイメージの悪さ。”情緒不安定、ヤンキー、欲求不満”。
お陰で「好きな色は紫色」と答えるときのあの若干の居心地の悪さは、血液型を聞かれて「B型」と答えるときに匹敵するのではないかと思われます(← B型に謝れ)。
てゆーか、だいたいなんでそんなイメージがついたんでしょうか。そもそも紫色は古来日本の冠位十二階で最高位に位置する高貴な色。枕草子の “めでたきもの(現代語訳:すばらしいもの)” の段では「すべてなにもなにも、紫なるものは、めでたくこそあれ。花も糸も紙も。」と、”紫色ものはなんでもすべて素晴らしい!” と大絶賛。ついでに、最も高次なスピリチャルとつながる第7チャクラの色だって紫色。
”紫が好き” と言ったときに、「フッ。あー、なんかわかるわー. . . 」と半ニヤになる人達に、こうした紫色の素晴らしさをとくとくと説明したいのですが、なんだかより一層『紫好き = 情緒不安定』のイメージを増長させそうな予感がするので、こうした紫色の説明・主張は心の中だけでひっそりと思いとどめております。お父さんお母さん、昔はヤンキーだったミサもずいぶん大人になりました(やっぱりヤンキーかい)。
さて、そんなこんなで紫キャベツとりんごのサラダ。ハニーマスタードのドレッシングで、ほんのり甘くさっぱりと。
紫キャベツの紫色素には抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富に含まれており、ビタミンCも通常の緑色のキャベツに比べて倍以上。紫色をたくさんとって健康でキレイに、そして第7チャクラをガンガン開いちゃってください。
——————————
— 紫キャベツとりんごのサラダ(4人分)—
紫キャベツ 300g
りんご 1/2個
イタリアンパセリ(刻んだもの)適量
くるみ(粗めに砕いたもの)適量
*****
*ハニーマスタードドレッシングの材料*
にんにく(すりおろしたもの)1/2片
オリーブオイル 大さじ3
白ワインビネガー 大さじ2
はちみつ 大さじ1
マスタード 小さじ1
塩 少々
——————————
紫キャベツはできるだけ細かい千切りにする。りんごは薄切りの一口大にカットする。
ハニーマスタードドレッシングの材料を小さいボールに入れ、よく混ぜ合わせる。
サラダをドレッシングで和え、お皿に盛る。刻んだイタリアンパセリとくるみを上からふりかけて出来上がり。