Caramelised Onion, Bacon & Cheese Dip

・・・ ベーコンとチーズの熱々オニオンディップ・・・

そういえば、昨年の秋から今年の春ぐらいまで久しぶりに色事にかかわっておりました。
”告白システム” というシステムは欧米にはなく、お互いに気になりはじめてデート開始 → デート期間中に相性確認(ただのお試し期間中なので他の人とデートしても別に良し)→ 相性がよければお互いが彼氏彼女と認識しはじめる → 晴れて恋人同士。というのが ”付き合う” までの一般的なプロセスです。前もって相性確認をしておくと、付き合い始めてから「あれ?あれ??」となることが少ないので、この合理的な欧米システムを私はけっこう気に入っているんですが、なんせデート開始から付き合うまでの途中経過が非常にファジー。まさに腹の探り合いガチ勝負です。
今回の相手は、ひとまわり年下のイギリス人。よく行く飲み屋の常連で、数年前からなんとなく存在は知っている…ぐらいだったのですが、ある日話をしてみるとすごく気が合ったのでデート開始。国籍や年齢、職業などは、私は全然気にならないタイプなので、相手選びはいつも全く当てにならない我が直感を重視(なぜ未だに独り身なのかご理解いただけたかと思います)。国籍の違いはむしろありがたいぐらいで、日本人なら1分で「こいつヤベー奴かよ」と気付かれるこの個性も、外国人なら「ん?カルチャーの違いかな?」と思ってすんなり騙されてくれたりします。ただ、やはりひとまわり年下ともなると色々なギャップを発見しますね。
てか、メールの返信の早さ、なんなんですかアレ。さすが幼児のときから携帯があった世代だけありますね。ポケベル世代の私が送信ボタンを押したと同時に返信が返ってきます。指、20本ぐらいあるんでしょうか?

そうこうしながらしばらく一緒にいたんですが、気が合いすぎて友達感覚ってゆーか、お互いの性質が似ているので一緒にいると突っ走りすぎてしまうってゆーか(飲み始めたら一晩中とか、くだらない替え歌作りに一晩中とか)なので、これはきっと友達のままでいたほうがいいんじゃないかと思いました。替え歌作りに膨大な時間をさいたところで、向こうはまだまだ大丈夫かもしれませんが、年齢的に私は取り返しがつきませんからね。嘉門達夫は目指していないですしね。

ま、これももう数ヶ月前の古いネタなんですが、なにしろグーグルの翻訳機能が思いがけなく高性能なため、相手にかかわるネタだとタイムリーに書けない話もあるという、そう、これがグローバリゼーションの光と陰(← オイ。)

ということで、また相変わらずオカマみたいな毎日が続いていますが、これが一番性に合っているのかもしれません。引き続き、愛する人のためでもなんでもなく、ただただ自分のためだけに作り続けている料理を載せたこのお料理ブログをどうぞよろしくお願いします。

本日のレシピは、ベーコンとチーズの熱々オニオンディップ。タイムの葉は入れても入れなくても。もしくは他のハーブでも。

パンやクラッカーを焼きたて熱々のディップにつけて食べる、明らかに複数人向けのこんなパーティーディッシュしかも超高カロリーを、たった1人で搔っ食らう私。泣きながら最高の替え歌が作れそうです。

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— ベーコンとチーズの熱々オニオンディップ(4~5人分)—

玉ねぎ(中)2個

ベーコン 4枚

サラダ油 適量

バルサミコビネガー 大さじ1

タイムの葉(刻んだもの)小さじ1

サワークリーム 120ml

マヨネーズ 大さじ5

チーズ(刻んだもの)70g

黒こしょう 少々

パンやクラッカーなど 適量

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オーブンは200度に熱しておく。

玉ねぎは皮を剥いて半分に切り、薄くスライスし、ベーコンは小さめにカットする。

サラダ油をひいたフライパンでベーコンをカリカリになるまで炒める。焼いたベーコンはお皿に移しておく。

玉ねぎをフライパンに入れて、薄い飴色になるまで20~30分ほど中火でじっくり炒める。

バルサミコビネガーをフライパンに加えて約1分ほど炒める。タイムの葉を加え、フライパンを火からおろす。

ボールにサワークリームとマヨネーズを入れて混ぜ合わせる。焼いたベーコンと玉ねぎ、チーズを加え、黒こしょうをふってさっくりと混ぜ合わせ、耐熱容器に移す。

オーブンで約20分、表面がキツネ色になるように焼き上げる。

パンやクラッカーなど、お好みのものを添えて出来上がり。