・・・ペルシャ風ハーブとピスタチオのお焦げご飯・・・
異国情緒が溢れすぎるこのご飯、味覚が鎖国のうちの弟に出したらちゃぶ台をひっくり返されそうです。あ、”ちゃぶ台返し”の意味がわからないヤングピーポーは『巨人の星 一徹』でサーチしてください。
3人兄弟のうち、私と妹はイギリスに住んでいるのですが、弟は日本から、いや、地元北海道から一切出ようとはしません。一度だけ仕方なくこちらに旅行にきた際は、到着1日目にして「よくこんなところに住めるな。あー早く日本に帰りてー。」と言っておりました。すべては、”食べ物が口に合わない” という理由で。
はるばる遠くからやってきた弟を喜ばせようと、できるだけ美味しいと思う洋食をふるまっていたお姉様に向ってその言い草。絶対的上下関係の幼少時にあれだけボッコボコにしたのに、まだ色々とわかっていないようです。
帰省時にお土産として私が持っていったフランスの高級チーズも「腐ったもん持ってくんな」と一掃。
じゃあ、キミの家の冷蔵庫に大量に入っている納豆はいったい何なんだ、と。
次の帰省時に持っていった北欧のお菓子に至っては「ゲームで負けた奴がコレ食べることにしよう」と、罰ゲームアイテムにまでされました。
幼少時にもっと徹底してボッコボコにしておけばよかったです。
味覚が鎖国なだけに日本の食べものに対しての愛情は深く、お米に関しては利き米ができるほど日本米を愛しているので、今回のペルシャ風ご飯など、弟的には全くわけがわからないと思います。
さすがに私もこれを毎日食べたいとは思いませんが、たまにはこういうのもいいかなぁというのと、イランの人もお焦げご飯の美味しさをわかってるんだなぁ、という変な親近感から作ってみました。やはりお焦げはペルシャ風でも美味しいです。
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— ペルシャ風ハーブとピスタチオのお焦げご飯(3~4人分)—
バスマティライス(もしくはインディカ米)300g
水 1.5リットル
塩 大さじ1
バター 大さじ2
ピスタチオ(殻から取り出したもの)50粒ぐらい
にんにく(みじん切り)2片
ハーブ(ディルとイタリアンパセリ)のみじん切り 1/2カップ
ターメリック 小さじ1
レモン 1/2個(オプション)
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お米は磨いでおく。
1.5リットルの水を沸騰させ、塩とお米を入れて強火で8分ほど、芯が残るように茹でてザルにあける。
ピスタチオを大きめに刻み、みじん切りにしたにんにくとハーブ(ハーブのみじん切りは最後の飾り用に少々残しておいて下さい)、ターメリック、すべてをボールに入れて混ぜ合わせる。
厚手の蓋付き鍋にバターを熱して一旦火からおろす。鍋にご飯を1/3量入れて上から軽く押さえる。ピスタチオとハーブを混ぜたものを半量ご飯の上にひく。その上にまたお米1/3量をひき、ピスタチオとハーブを半量ひく。最後に残りのお米1/3両をひいて上から軽く押さえ、水大さじ2を上から回しかけて、菜箸をお米の上から鍋底まで刺して数カ所穴をあける。
鍋と蓋の間に布巾を挟み、中火で約15分、弱火で約40分炊く。
バットに冷水を入れ、鍋底をつけて一気に冷やす(お焦げがはずれやすいように)。
ご飯を適当に混ぜ合わせてお皿に盛りつけ、とっておいたハーブ少々を上からふりかけ、くし形に切ったレモンを添えて出来上がり(さっぱりと食べたい人は上から絞ってください)。
わわわわ。
なんてお洒落で美味しそうなのーーーーっ。
そして、この、まさに異国情緒溢れまくりのコーディネイト。
引き込まれてしまいましたよーーーーぅ。
この器もめちゃくちゃ素敵!><
ちゃ、ちゃぶ台返し。
そう言えば確かに、ヤングピーポーは分からないかも!?
寧ろ、「ってか、そもそも『ちゃぶ台』って何ですか? 」とか訊かれちゃう? 訊かれちゃう???
いや、「ちゃぶ?」「『台返し』って何?」とか訊かれちゃう……!?
妹さんも英国在住だったんですね~!
弟さんもまた、なかなか個性的な……。
けれど、みんなの憧れ美人お料理ブロガー:misaさんのお料理を前に、なんて贅沢極まりない発言っ。
misaさんが弟さんをボッコボコにしているのをショーとして楽しみながら、
ワタシがmisaさんのお料理を楽しく幸せに堪能したいです!(笑)
ペルシャ風のお焦げ!
うわぁぁ、もう何て魅惑的。た、食べてみたい~~~。
こんがり香ばしい感じが、文章と写真から伝わってきますーー><
そうですよねー、私ですら実際の生ちゃぶ台にはお目にかかったことがないのに、ヤングピーポーにしてみたら一体何のことやら。。やっぱり「ちゃぶ?」「台返し?」って訊かれちゃうんでしょうか。そして、”巨人の星” って今テレビで放送したら苦情がわんさか来そうですよね。一徹のちゃぶ台返しに大リーグボール養成ギプス . . . 。
いやいや、そもそも私は ”お料理ブロガー” なのかすら謎ですが(ブログの文章が毎度料理に無関係ですみませぬ)、それにしても弟のあの態度。ええ、葉っぱさんには今度リング前の特等席をご用意させていただきますとも。もちろん飲み放題です♡
とてもお洒落で素敵なブログですね。
ロンドン生活、お仕事、お料理、器のセンスなどすべて憧れています。
エルザさん、コメントありがとうございます。
いえいえ、私の実際の生活を見たら全然憧れないと思いますよ!笑。
でもありがとうございますー。こうしてブログを見てくれているかたがいてくれて嬉しいです。これからもどうぞ宜しくお願いします。
うわーーー アラジンのツボーっ! (いや 違う)
ねねねねね。
しゅしゅししゅっってこすったら 大魔王様が出てくるんでしょう?(いや 茶器)
下の布にお料理ごとぜーんぶ くるくるって 包んで ルパン並に強奪したい。
全部がすてきーっ おこげもたべるーっ
異国ばんざーーーーい!!
大魔王様ぜひでてきて欲しいですねー!ちょっとこすってみます。
異国のスタイリングをしているときに金魚さんを思い出しました。どこの国でもない、どの枠にもとらわれない素敵な金魚ワールド。
最近バタバタしていてなかなか皆さんのところに遊びにいけず、読み逃げばかりの日々です・悲。
金魚さんとこの美味しそうなカクテルの写真を見ては、エアー飲みしてます . . . 。早くバタバタから解放されたーい。