麺・パスタ

Spinach & Ricotta Cannelloni

21/02/2015

・・・ほうれん草とリコッタのカネロニ・・・

毎年この時期になると、お店の人や近所の人たちから「ハッピー・ニューイヤー!」と声をかけられます。
中国暦のお正月。ロンドンの中心部にあるチャイナタウンでは毎年華々しく新年のお祭りが開催され、ニュースなどでもその様子が放映されるので、オリエンタルな風貌の人達はみんな旧暦で新年を祝うはずだとイギリス人が思い込むのも無理はないでしょう。
「日本のお正月は欧米と同じ日なので、私にとって今日はただ単なる普通の2月の平日です。新年の抱負も1ヶ月半前にたて終え、2月を待たずしてその抱負もすっかり挫折しておりますがナニカ?」といちいち説明して水を差すのもなんなので、「ハッピー・ニューイヤー!今年は未年だよ!」と答えることにしています。

イギリス人からしたら、日本も中国も韓国も台湾もほぼ一緒。とんでもなく遠い東の国枠。私だって日本にいたときは、金髪の外国人は全員アメリカ人だと思っていたので、この十把一絡げ的な人種分けにも不満など全くありません。というよりもむしろこの ”東アジア人の国籍が判別できない” というのをいいことに、道端で面倒くさい人にからまれたときなんかはそれを利用させてもらっています。

「HEY!そこのねーちゃん、ジャパンから来たの?ねー遊びに行こうよ。コンニチハ。日本語教えてよ、ソニー、トヨタ、フジヤマ、ゲイシャ。YO 聞こえてるんだろ、無視すんなよ。どっから来たの?ジャパンでしょ?」

「北朝鮮。」

「. . . . . . . . . . . 。なんで?」

「仕事。」

「. . . . . . . 。フーン . . . . 。」(面倒くさい人立ち去る)

私の、どちらかというとスパイを彷彿とさせるルックスとも相まって、”北朝鮮から来た女” という設定はテポドン並みの効力を発揮します。得体の知れない国ってやはり強いですね。

ということで、今日のお料理。ほうれん草とリコッタのカネロニ。ここにきて突然のイタリアン。上記の話との関連性は清々しいぐらい全くありません。
ほうれん草とリコッタチーズをラザニアの皮でクルッと巻いてオーブンで焼いたカネロニは、見た目よりもおもくなく、ほうれん草もトマトもたっぷりとれるので割とヘルシー。熱々を食べるのがおすすめです。

Spinach-&-Ricotta-Cannelloni-2——————————

— ほうれん草とリコッタのカネロニ(3人分)—

ラザニア 6枚

ほうれん草 400g

にんにく 2片

オリーブオイル 大さじ1

リコッタチーズ 300g

バジルの葉 5枚

パルメザンチーズ 50g と上からふりかける用に少々

*****

— トマトソースの材料 —

玉ねぎ 1/4個

オリーブオイル 大さじ1

トマト水煮缶(400g)1缶

ロリーエの葉 1枚

ケチャップ 大さじ2

塩こしょう 少々

*****

— ベシャメルソースの材料 —

バター 大さじ1

小麦粉 大さじ1

牛乳 150ml

パルメザンチーズ 大さじ2

ナツメグ ひとつまみ

——————————

ラザニアはアルデンテに茹でておく。

ほうれん草は、塩をひとつまみ入れたたっぷりのお湯で茹で、ザルにあけて少し冷ましてから余分な水分を絞り、一口大に切る。

にんにくはみじん切りにし、オリーブオイルを熱したフライパンで香りがでるように炒める。水気を切ったほうれん草を加えてさっと炒める。

炒めたほうれん草をボールに入れ、リコッタチーズとみじん切りにしたバジルの葉、パルメザンチーズを加えて混ぜ合わせる。必要ならば塩で味を調える。

ラザニア生地にほうれん草とリコッタの具材を帯状に乗せ、ロール状に巻く。

耐熱皿に2/3量のトマトソースを敷き、その上に巻いたカネロニを並べていく。上から1/3量のトマトソースをかけ、ベシャメルソースをその上からかけて、パルメザンチーズをふる。

200度に熱したオーブンで約20分、表面がキツネ色になるように焼き上げて出来上がり。

*****

トマトソースの作り方:玉ねぎはみじん切りにする。鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、トマト缶とローリエの葉、砂糖を鍋に入れて弱火で約30分ほど煮込む。塩こしょうで味を調える(あとでソースやチーズをかけるので塩味は控えめに作って下さい)。

ベシャメルソースの作り方:バターを鍋に入れて弱火にかけて溶かす。小麦粉を加えてダマにならないように木べらでよく炒める。牛乳を少しずつ加え、とろみがついた滑らかなソースになるように混ぜる。ナツメグを加える。パルメザンチーズをソースに加えて軽く混ぜ、塩でソースの味を調える。
 

8 Comments

  • Reply きんぎょ 23/02/2015 at 01:35

    ぎゃー。 ラザニア=きっと
    ベシャメルソースから フランスソースか イタリアからフランスに渡ったのか論争勃発とかなんとかって話が絡むのかーと 予測したら・・・・・

    うぎゃー 全然 ちゃうやんけー。 と ひっくり返った金魚です ぱしゃぱしゃぱしゃ。

    しかーも 女スパイか美魔女 で果てしなく正解な ミサしゃんが
    北○鮮 って 一言で 金髪男子を一撃してしまう  あーもう 
    ゴルゴ30も土下座ばりに 想像できすぎて白目ーっ!

    あたし 絶対ミサしゃんの 斜め後ろ45度には立たないって
    神様に誓うぅー。  ラブ♪

    からーの ラザニア。 ラザニア布団の中に これでもかって位
    ホウレンソウが丸まってるの 絶対食べたい!
    血がまた欲してる~~~~っ

    いいなぁ ご近所にミサさんが引っ越してきますように。

    • Reply misa 25/02/2015 at 20:32

      そうそう、話が長い上にレシピと全く関係ないっていう . . . なんなんでしょう、このブログ笑。
      あ、”金魚”さんだから、ぱしゃぱしゃぱしゃ、なんですね。尾びれ打ち!
      ほんと、「北朝鮮から」って言うと(注:嘘つきは泥棒のはじまりです)、そこから会話がシーンとなるんですよね。。何話していいかわかんないですもんねー笑。

      喜んで金魚さん家の近所に引っ越すー。それか、ゴルゴ13様、どうか金魚さんをうちまでヘリで連れてきて下さい。

  • Reply 過労死予備群 25/02/2015 at 07:35

    misaさん、こんにちは。
    春節の時期の先週末、東京はじめ、中国からの直行便のある空港都市には、中国語が飛び交っていました。
    お買いものツアーの方たちです。
    それ専用の商品が、所狭しと並ぶ日本のお店に、日本人の鷹揚な国民性をみて、面白かったです。
    かつて、バブルの頃のパリで、棚の商品を端から端まで買いたいという日本からのツアーに眉をしかめて、お断りの札をだしたブティックとは、違うのが、面白いところです。

    さておき。6本のカネロニが、最後はラザニアにしあがるmisaさんマジックに、ニッコリです。
    積層するラザニアより、食べ易いなっと、gamerのようなことを考えてしまいました(笑)。
    ほうれん草にリコッタ...そういう味が欲しくなってきたのは、春が近いのかもしれません。

    • Reply misa 25/02/2015 at 20:33

      予備群さん、こんにちは!
      毎年春節の時期になると、中国人はハイパーにパァ〜っとお祝いしますよねー。日本にもたくさんの中国人旅行者が買い物ツアーに来るとは聞いていましたが、それ専用の商品が並ぶぐらいたくさん来るんですね。ロンドンも高級デパートやブランドのお店などに行くと、そこかしこで中国語が飛び交っています。チャイナマネー強し!

      春が近くなってきたので、私も買い物に行きたいです。高級店は無理だけれど、どこかで手頃に春の洋服などなど。温かくなってくるとやはりウキウキしますね。

  • Reply ノリック 27/02/2015 at 01:52

    misaさん
    おはようさん♪

    いつも
    いつも 助けていただくばかりで 申し訳ない!!
    ありがとう。
    さっそく 作業にとりかかります♪

    おぉ
    ラザニア…

    もぉ 何十年も前に…
    写真をマナび始めた頃 職場の先輩のデザイナーさんから
    六本木のニコラスへ ランチに誘われて
    ラザニアを ふるまっていただいた 記憶が今も甦ります♪

    不慣れな レストランでの
    見慣れぬ 様子のお料理を前にして 駆け出しのオレは緊張しすぎ…

    具体的な味やらの 記憶はとんと 残っておりませんが
    金属系の四角いお弁当箱のような容器から 何層かに重ねられたモノを
    フォークで突っついて 食したような気がします。

    それと なにか 香料が効かせられていた 気もします。
    それが 香料と知るまでには これまた何十年もの 時を費やすコトになりますが…
    ときたま 街で食事をとると その香料に出くわすコトが まれにあって
    それが なんだかは未だに分かりません… とほほ。

    今日の 食卓は
    いつものように トマトソースも跳ねておらず
    食べ散らかされた痕跡が 嘘のように見当たりませんネ♪
    やんちゃなキブンのmisaさんと オトナキレイなmisaさんとが
    入れ替わり 交互に 現れるのでしょう きっと…

    願わくば… もし 叶うなら
    後者のmisaさんの食卓に 招かれてみたい気もするのですが。
    まてよ 前者かナ? ま いっか…

    にょ♪

    • Reply misa 02/03/2015 at 14:16

      ノリックさんこんにちは。
      いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます :D

      ノリックさんに一番はじめに食べられたラザニアは、こうしてずっと思い出に残ってもらえて幸せですね。ラザニア、今ではすっかり普通のメニューになりましたが、私も子供の頃始めて見たときは、どうやって食べるのかなぁ?皮を一枚一枚食べるのかなぁ?と悩みました。

      そう、たまには食い散らかさないときもあるんですよー。てゆーか、カネロニ食べ散らかすと片付けるのが3倍ぐらい大変なので。。

  • Reply 葉っぱ 28/02/2015 at 04:22

    ヤバ、もーホント面白すぎ!
    笑いのツボにテポドンが刺さったかのようです(笑)。
    ミサさんのその美貌で「北朝鮮」って。いろいろハマり過ぎっ。

    よ、良かった、自宅で読んでいて。電車の中だったら『あのヒト、スマホ眺めてニヤニヤ笑いをこらえてて怖っ』って状態になるところでした(爆)。

    あー。ここでまだテンコーに勢いがある頃だったら(←テンコーに失礼)、
    「(面倒くさい人立ち去る←それをイリュージョンで消し去る)」なんて続けて欲しいところですよ~。

    なるほど、カネロニ!
    そうですね、ラザニアよりも重くなく、野菜類もたっぷり摂れる!
    ラザニアって美味しいのだけれど、あの超:重量級っぷりが厳しいんですよねー。
    こうしてカネロニにしちゃうの、素敵なアイディア♪
    見た目も華やいで、気分もあがる~^^

    • Reply misa 02/03/2015 at 14:17

      ほんと、テンコーに勢いのあるときだったら、ぜひイリュージョンで消し去りたいところです・笑。
      黒髪ストレートがけっこうなポイントのこの ”北朝鮮から来た女(しかもたぶんスパイ)作戦” は、葉っぱさんも余裕で使えるはず(←オイオイ)。こんど海外でウザい人にからまれたときには是非♡

      うん、ラザニアって重いので、最後のほうになると飽きてきて「もう一生ラザニア食べない . . . 」ってなりますよね(といいつつまた食べますが)。カネロニにするとパクパクいけちゃいますが、調子に乗って3本ぐらい食べたら「もう一生カネロニ食べない . . . 」ってなりました。なにごともほどほどが肝心なんですね。。

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