・・・レモングラスとココナッツミルクソースのムール貝・・・
ムール貝の語源はラテン語の”小さなねずみ”だそうで。形がねずみに似ているかららしい。
そういえば、ミカ(うちの猫)がここにやってくる前、あのぐらいの大きさのねずみに突撃訪問されたことがある。
自分しかいないはずの空間の中で突然カサカサと音がしたときの恐怖。
もしかしたらそこにいるのは蛍光色のトカゲかもしれない。巨大タランチュラかもしれない。緑色の小さなおっさんかもしれない。チャッキー(by チャイルド・プレイ)かもしれない . . . と、限りなく広がっていく妄想と不安。
その正体がねずみだったとわかったときは “なんだ、ただの小型ミッキーマウスか” と安堵し、放っておこうとも思ったが、衛生上良くないので、ねずみが嫌いなペパーミントの匂いで退散してもらうことに。家中にペパーミントエッセンスを大量に撒き散らしたのはいいが、それから数日間、あまりにフレッシュなペパーミントの香りで眠れなくなり、あやうくこっちが退治されるところだった。
ミカと暮らすようになってから、ペパーミントの香りで不眠症になることもなくなったし、カサカサという物音による非現実的な妄想と恐怖に支配されなくてすむようになった。ただ、ミカ自体のルックスがほぼでかいねずみ、という感は否めないけど。
さて、ムール貝。いつもは白ワインやガーリックバターをソースにするのだけれど、今回は趣向を変えてココナッツミルクとレモングラスでエキゾチックに。貝のエキスがたっぷりのソースにパンを添えて。または、茹でたパスタを絡めても美味しいよ。
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— レモングラスとココナッツミルクソースのムール貝 (2人分)—
ムール貝 1kg
エシャロット 1個
にんにく 2片
レモングラス 1本
赤唐辛子 1/2 〜 1本(お好みの辛さで)
カファーライムの葉 2枚
サラダ油 大さじ2
ココナッツミルク 400ml
ナンプラー 大さじ1/2
ライム 1/2個
パクチー 少々
パン 適量
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ムール貝はタワシで殻の汚れを落とし、殻についたヒゲを引き抜き、良く水洗いする。
エシャロットとにんにく、レモングラス、赤唐辛子はみじん切りにし、カファーライムの葉は細切りにする。
蓋つきの大きい厚底鍋にサラダ油を熱し、エシャロット、にんにく、レモングラス、赤唐辛子、カファーライムの葉を加えて中火で約3分ほど炒める。
ココナッツミルクとナンプラーを鍋に加え、沸騰したらムール貝を加えて蓋をする。鍋を時々揺らしながら、5〜7分ほど、ムール貝の殻が開くまで蒸し煮する。
ライムを搾り、パクチーの葉をのせ、パンを添えて出来上がり。
レモングラス!ココナッツミルク!ムール貝!
ひゃあああああ~これは堪らんっ。
彩りも美しいですね。
レモングラスの香りと爽やかさ、大好きです。
凄いですよねー、あんな小さな図体(図体?)でいて、
料理全体をあの独特の風味で包み込むレモングラス。
やばい。欲しくなってきたぁぁ。
それにしても、文章も相変わらず面白すぎっ。
テンポとキレの良さと。
ぺ、ペパーミントの香り、強烈ですもんねぃ(笑)
ミカ君、大きくなりましたね~~~!!!
しっかりハッキリした顔立ちの美にゃんこ。
ちょこんと傾げた首も、猫バカ心を直撃です。
そしてお料理の方。仕上げはライムにパクチー。
もう素敵すぎる。このエスニック感。絶対美味しいっっっ。
パンを添えて、もしくはパスタを絡めて、
ワインを添えてワインを添えて更にワインを添えて頂きたいです♪^^
(あ、シンハーとかのエキゾチックなビールも良いなぁぁ☆)
もし葉っぱさんがご近所にいたなら、夕食に誘ってワインを添えてワインを添えてワインを添えまくりたいです・笑。
ほんと、レモングラスのあの存在感。あんな図体でいて素晴らしいですよね。レモングラスの香りと風味が大好きなので、よく私も大量に買ってきては冷凍したりしています。
ミカでかくなりましたよねー。太ってはいないんですが、なんかとにかくデカイんです。。。夜、私の体の上でよく寝たりするんですが、時々本気で ’圧死するわ…” と思います。
ねずみってそこら辺にいるものなんですね。
私もアメリカの古い古い寮で、片づける場所がなくてクローゼットの中に米を備蓄していたら、カリコリと食べているねずみに遭遇しましたよ。穴をふさぐようにパジャマを積んでいたら、パジャマをボロボロにされたりと、悪戦苦闘していたのですが、なんだ、奴らはミントが苦手だったんですか。今更知ったところで、どうにもならないことですが……。
misaさん、色んな事知ってるなぁ。やっぱり薬草使いが上手。
そして、レモングラスとココナッツとムール貝。ムール貝って売ってなくて、スペイン料理とか食べに行ったときにしか出てこないけれど、ロンドン住まいの方には、こんな風に身近な食べ物なんですね。
misaさんのことで本が一冊書けそうなぐらい、色々と勝手に妄想がどんどん沸いてきます。面白すぎる~。
アメリカのネズミと聞いて、今頭の中で、ジェリーが米を食べているところにトムがやってきてパジャマにひっかかってグルグル巻きになっている図が完成しました。USA育ちのネズミってなんだかタフで賢そうなので、ペパーミントの香りごときで退散するかは謎な感じですよね。
そっか、言われてみれば日本でムール貝ってあまり見かけないですよね。でも日本にはムール貝より美味しい貝が山ほどありますもんねー。
薬草使い・笑。ついでに爬虫類と昆虫も使って鍋でイロイロ♡
ちょ、たいそうなロシアンブルーちゃんをほぼねずみって(爆)
いやいや。ミカちゃんは立派な子猫ちゃんですよー。
あーかわいい。うっとり。
あ、そうそう。ムール貝の語源がねずみだなんて。
ちょっと食欲が・・・
でもよかった。虫系のあの方じゃなくて・・・
ムール貝って聞くと、ごちそうだーわーいと
反射的になってしまって
ついつい単純な味付けで満足してたワタシ。
ほんと、ミサさんは料理の新世界に連れて行ってくれますなあ。
貝の旨味にココナッツミルクですって。
むむ。タイ人もビックリだし、ジャパン人だってどぎも。
あ、やっぱり虫系のあちらの方を思いだされました?あたくしもです . . . おえ。
なるほど、ムール貝ってあまり日本で売ってないですもんね。殻ばっかりで食べるところないですけどね。だもんで、エキス絞り出したソース作って添え物の炭水化物でお腹膨らませるってゆー魂胆ですわい。
いやぁ、うちの猫様へたするときなこ様よりデカイんじゃないかしら。全身ねずみ色だし・笑。子猫の時分は夜中に部屋の隅にいるミカ様を見て本気で巨大ラットかと思い、叫びました。