・・・カスタードプリン・・・
プリン好きだった小学生の頃の私が抱いた野望は、いつか、街で一番お洒落なあの喫茶店に行ってプリン・ア・ラ・モードを食べることだった。いや、「プリン・ア・ラ・モードをひとつ」と注文する私になることだった。
よく考えると、プリンと果物のただの盛り合わせ。しかも、味のバランスなどおかまいなしにゴテゴテと盛られたクリームやら果物のせいで、本来メインであるはずのプリンの味がきちんと堪能できるのかどうかも微妙。
それでも、プリン・ア・ラ・モードが昭和のデザート界で確固たる地位を築くことが出来たのは、ひとえにこのネーミングのお陰だと思う。なんとなくゴージャスで、なんとなくスゴい気がするこの名前。実はこれが、”流行最先端のプリン” というこっ恥ずかしい意味だったとしても、なんとなくエスプリ感が漂ってしまう脅威のフランス語マジック。中黒の多さもプラスに作用。
. . . などなど、プリン・ア・ラ・モードに思いを馳せながらも、次の日の胃もたれが心配なお年頃の私は、さすがに一人でプリン・ア・ラ・モードを作って完食する勇気がないので、本日は普通のプリンで(前半の前フリはいったいなんだったんだ?という野暮な疑問はノンノン)。
たっぷりの生クリームと卵で作った濃厚プリンだよ。
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— カスタードプリン(6~8個分)—
生クリーム 300ml
牛乳 300ml
バニラビーンズ 1/2本
卵黄 4個
卵 2個
グラニュー糖 90g
ホイップクリーム(飾り用)
ピーカンナッツ 少々(飾り用)
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– カラメルソースの材料 –
砂糖 100g
水 大さじ2
熱湯 大さじ2
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オーブンは160度に熱しておく。
生クリームと牛乳を鍋に入れて弱火で温める(沸騰させずに60度ぐらいに温める)、バニラビーンズを縦半分に切り、中の種を掻き出して鍋に加える。
ボールに、卵黄と卵を割入れ、泡立てないようにゆっくりと混ぜ合わせる。グラニュー糖を加え混ぜる。
温めた生クリームと牛乳をボールに加えて混ぜ合わせる。
こし器でこし、耐熱容器に注ぐ。
お湯をはったバットに耐熱容器を並べ、アルミホイルを上からかぶせてオーブンに入れ、約40~60分焼く(焼き時間は容器によります)。
オーブンから出して熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
砂糖と水大さじ2を小さい鍋に入れて混ぜながら中火にかける。キャラメル色になったら火からおろし、熱湯を加えて(はねるので気をつけて下さい)混ぜ合わせる。
ホイップクリームをプリンの上にのせ、砕いたピーカンナッツをふりかけ、カラメルソースをまわしかけて出来上がり。
ひゃをぅわぁぁぁぁっ。
「レッスン行く前に、ちょっと一眠りして体力蓄えるか」と
スマフォ片手にベッドに入ったら、
なななななななんて美味しそうでお洒落な記事が更新されているんでしょう。
プリン・ア・ラ・モードの描写力も流石(笑)。
ホントそうですよね、味のバランスも本来のメインの迷走加減も(爆)
なのに、惹かれてしまう。
あああこのmisaさんのプリン・ア・ラ・モード、
素敵・美味しそう。
misaさんのこの「ティーカップ入れスウィーツ・テク」、大好きです。
ほんとお洒落。
このカップを選び購入し、
このカップを選び卵液やチョコクロワッサンを注ぎ入れ、
こんな美味しそうでお洒落なスウィーツに仕立て上げるセンス、
いつもながらうっとりします……☆ :D
このこぼしテクも、いつもながらステキ……♪
「一見自然に見えるように、人工的に作り上げる」って、難しいですよね~。
(↑お花で散々苦労しました・笑)
「ありのまま」でも、不思議なことに「自然」には見えない。
「自然」に見えるように人の手を加え、「自然」な印象を創り出すこの絶妙のテク、
お勉強するところだらけです。
ミカ君も大きくなりましたね~!
窓の外を見つめるその姿、堪らんっ。
バニラ香るプリンに、たっぷりクリームとカラメルソース。
更にピーカンナッツ。
ぎゃー美味しそう~♥
たまにしか更新しない私のなまけものブログに、いつも嬉しいコメントを残してくれてありがとう、葉っぱさん!
ティーカップ入れスイーツテク(ってほどのもんでもないんですが)、気に入ってくれて嬉しいです。本当はただただメンドクサイってだけだったりするんですけどね. . . ここらへんのずぼらな感じをポジティブに受け止めてくださる葉っぱさんの懐の広さのが素敵♡
そうそう、ミカでかくなったんですよー。朝寝ているときにお腹の上に乗られると、マジ殺される。。。と思います。
確かに、プリン・ア・ラ・モード、惹かれます。
でも、頼んだことはない。数えきれないほどプリンは焼いているのに、
生クリームと果物をゴテゴテと盛り付けたことがない。なのに、魅力を
感じてしまうのは、横文字のネーミングのせいだったんですね!
なるほど、なるほど。フランス語マジック。訳が分からないものに惹かれて
しまうのは、平成生まれの人たちも一緒なんでしょうか。それとも、昭和世代
のフランス=オサレという、知らないが故の変な誤解のせいでしょうか。
でも、生クリームたっぷりのプリンにナッツというのはいいですね。フルーツ
よりも食感が楽しめて、私好み~。やっぱりmisaさんの作るスイーツ、
甘すぎず、パンチがさりげなく利いていて、いいですね。
kao-chanのチャームポイント”シンプル&自然”からは対極にあるプリン・ア・ラ・モード。kao-chanがプリン・ア・ラ・モードのような飾り付けのスイーツを作るなんてことは、おフランス語マジックをもってしても、限りなく無さそう。
ほんとねー、”フランス=オサレ”っていう昭和の方程式 . . . なんなんでしょうアレ。私もその昔、一日の普通の風景を延々と映しているフランス映画とかを見ながら「アートだわオサレだわ」と思っていた、わけのわからない迷走時代がありました。。。若気のいたりっつーことで♡ウィ。
おおプリン♪しかもカップで。かわゆす。
生クリームたっぷりもとても昭和感でラブ。
プリンアラモード、どこから切っていいかわからんですね。
ナカグロいっぱい。なるほど、この手があったのか。
今度たくさん使ってみよー
関係ないけど、アルパチーノもどこで切っていいのかわからず
最近やっとあおの人がアルさんだってわかりました(遅っ)
でも名字がパチーノてのもなんかふざけてますよね。
戻りますが、生クリームにピーカンナッツ。
アメリカのど田舎にもプリンアラモードが売ってて
その時、ピーカンだったんです。
ちょっとじーーーんと懐かしいなあ。
えっ、パチーノさん家のアルさんなの?!知らなかったー。
アルパチーノについての中黒は考えたことがなかったゼ。生きている間に気づけてよかった、ありがとうMogさん。
アメリカのプリン・ア・ラ・モードって、なんだか輪をかけてゴージャスそう。アメリカにはカリフォルニア近辺にしか行ったことがないんですが、色々なものが想像以上にゴージャスでびっくらこきました(←昭和感で驚きを表現♡)。
今度いつかアメリカの西のほうや田舎のほうにも行ってみたいなぁ。
あり?
食べちゃってるじゃん…
バカみたいに…
ナカグロなんかに 気をとられていたら…
いつのまにか…
食べられちゃってるじゃん…
もぉ…
ふふふ。
ちょっと目を離した隙にパクっといっちゃいました。
わざと食べかけ風景を撮影 . . . と見せかけて、本当はただ待ちきれなくて食べちゃっただけという、食いしん坊ブーブー根性っす。
だって、プリン好きなんだものー。
こらこら…
くっついてるゾ
上唇に… プリンの欠片♪
ミサさん、おはようございます。
うふふ、猫さんがガラス越しにみているのが、夏の尻尾かもしれません。
夕間暮れの陽射しを受けて、ふんわりたつ皮毛が、穏やかに感じられて、優しい色。
くすくす。確かに。改めてきくと、大胆な名前です、プリン・ア・ラ・モード(笑)。
ミサさんが言われる通り、「注文する自分」になりたかったのだと、胸にすとんと、落ちました。
プディングを焼かずに、冷蔵庫で固める国になってから、ワクワクは減って行ったように思います。久しぶりに、母のカスタード・プディングが恋しくなりました。
東京も、昨日(9/17 台風一過)から、風と空が秋に変わりました。
過労死予備軍さんこんにちは!
↑この名前をタイプするたびに、過労死予備軍さんの書く優しく癒される文体と名前とのギャップに、思わずニヤけてしまうのです。ギャップってやはり魅力的。
ほんとうに、このときが夏の尻尾だったのかもしれません。。。
ロンドンは今やもう冬です冬!今もヒーター&猫を膝の上にのせる、というダブル戦法で暖をとっているところです。
”母のカスタード・プディング”、ってなんだかいいですね。きっと、ほっこりと優しい甘さの素敵なプリンなんだろうなぁ。