・・・赤ビーツのスープ・・・
飲み会マラソンが明けた先週、頭と気力のリハビリを兼ねて映画館に行ってみた。
ジム・ジャームッシュの ”オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ” と、ラース・フォン・トリアーの ”ニンフォマニアック” を観てみる。
ジム・ジャームッシュの描く吸血鬼カップルの話は相変わらずウィットに富んでいてクールだったし、トリアーの描く色情狂女の話は相変わらず憂鬱で、悪い意味では無くとてもうんざりした(てゆーか、これほぼポルノだし、1部と2部あわせて5時間はさすがにキツい)。
で、吸血鬼映画のほう。現代に暮らすお洒落な吸血鬼がリキュールグラスにRhマイナスO型の血液を注いで飲み干すところが、なんともかっこよくて美味しそうで素敵だったので、本日のレシピはそれに影響されての真っ赤なスープ。
いるよねー、映画観た後ですぐに影響をうけるこういう人(ワタシ)。
ティファニーで朝食をを観た後は、窓辺に腰掛けて黄昏ながらムーン・リーバーを歌い(めっちゃ近所迷惑)、極妻シリーズを観た後では、妹相手にエセ関西弁で「わてらの惚れた腫れたはタマのとりあいやで!」と突然タンカを切る(妹ぽかーん)。
そう、今回は吸血鬼。あ、でもよかった、色情狂女のほうに影響受けないで。
赤ビーツの真っ赤なスープは、ボルシチ風の甘酸っぱくてさっぱりとした味。栄養たっぷりでヘルシーなうえに吸血鬼気分も満喫できて一石二鳥だよ。
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— 赤ビーツのスープ(4人分) —
赤ビーツ 700g(*生の赤ビーツが手に入らなければ缶詰でもOKです)
玉ねぎ 1個
にんにく 2片
にんじん 1本
セロリ 1本
オリーブオイル 大さじ1
水 1200ml
コンソメ 4個
ローリエ 1枚
砂糖 小さじ1
レモン汁 1/2個分
サワークリーム 適量
ディル 少々(オプション)
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赤ビーツは皮を剥いて小さめの角切りにする。玉ねぎとにんにくはみじん切り、にんじんとセロリは適当に小さく切る。
鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎを加えて柔らかくなるまで炒める。にんにくを加えて香りが出るまで炒め、にんじん、セロリ、ビーツを加えて少々炒める。
水1200mlとコンソメの素、ローリエを鍋に入れ、沸騰したら弱火にして約40分、野菜が柔らかくなるまで煮込む。
火を止めて粗熱をとり、ミキサーにかけて滑らかにする。
鍋に戻して温め、砂糖とレモン汁を加えて混ぜ合わせる。
お皿にそそぎ、サワークリームをのせ、刻んだディルをふりかけて出来上がり。
おお!
「赤だ。とろりとした赤だ。
misaさんの描く、サディスティックな色気が漂う深紅の世界だ……」と写真に吸い込まれそうになっていたら。
うお、まさに吸血鬼映画の影響だったとは!(笑)
妖しい色香も感じるのは、その両方の映画の影響が溶け込んでいるせいかしら(^^)
「漂う色気」で良かった。色情まで至らなくて良かった(笑)。
misaさんが切り出す、とろりとした深紅の色っぽい世界も好き♪
サワークリームの白にディルの緑、そして器のマットな黒が、深い赤を一層引き立てますねー。
妖しい美しさ……♪
香味野菜もたっぷりで、滅茶苦茶美味しそう。
うっとりしながら飲みたいわー(#飲みたい←お酒ではなく、スープのことです・笑)
生ビーツ、流石エゲレス!羨ましい~。
生ビーツ、見たこと無いですー。缶詰しか入手できずにいる日々(泣)
ちなみにムーン・リバーなら可愛いですよー♪ ミサドリー・ヘプバーン、見てみたいっ。
わたくし、ミュージカル映画でも観ようものなら大変なことになります。
イライザやマリア(サウンド オブ ミュージック)やマリア(ウエストサイド)にとことんなりきって、家の中で歌う歌う舞い踊る。
勿論2役もやります。オペラ座のファントムとクリスティーヌとか(笑)。トート閣下とエリザベートとか。
他人には絶っっ対に見られたくない姿です(爆)
注:ちなみに私は、歌ヘタです(←!!!)
葉っぱさんの一人二役ミュージカル、是非みてみたい!
すごく華麗に舞い歌い踊ってくれそう。特に”いざ乾杯”の後の公演は素晴らしそう・笑。
ミサドリー・ヘップバーン、かなり怪しいです。しかもムーンリバーの歌詞は ”ム〜ンリバ〜ァ〜” ぐらいしか覚えていないので、その後の歌詞は ”ム〜ムムムム〜” のみですしね。ご近所さんすみません。
生ビーツ、そういえば私も日本で見たことないですー。これ、切った瞬間から真っ赤な液体がトクトク流れ出し、包丁を握りしめた手が真っ赤に染まります . . . と、調理途中でもホラー映画ごっこができるお得食材♡
一人でこんなことばっかりやっている姿、私も他人には絶対に見せられません(怖すぎて)。
あ。私、ティファニー・・・を観た後にキュウリのサンドイッチを猛烈に食べたくなって、母にねだりましたよ。もちろん、こちらではフツーにマヨネーズにキュウリ。なんか違うなぁ・・・と思っていたことを、ふと思い出しました。それにしても、映画の影響すごいですね。我が家も極妻が流行ったときは、姉たちがかなり柄悪くからんできました。きっとセリフを言いたかっただけなんでしょうけどねぇ。
misaさんの吸血鬼の気分で食べるスープは、めっちゃヘルシーなんでしょうね。ヘルシーな吸血鬼。グフフ。
私は色情狂の映画を観たかった!最近、すっかり枯れ葉になりそうな感じで、そういう刺激が必要なのかもしれません。真面目に言うなって? スンマセン。
なんとイメルダ様も極妻に変身なさっていたとは!
しかも、本気の関西弁じゃないですかっ。岩下志麻かイメルダ様ってゆー。いいなkao-chan、生でそんなの体験できて。
私もイメルダ様に「耳から手つっこんで奥歯ガタガタいわしたろか」(←関西弁の脅し文句といえばコレと思い込んでいる浅はかな道産子をお許し下さい)とか言われてみたい。
色情狂の話、あれだけ長時間見せられると、色気が出るどころかかえって ”出家して尼になろうかな . . . ” とすら思いますよ・笑。なにごともほどほどが一番ですねー。しみじみ。
吸血鬼映画見た後にビーツのスープ。笑
うん。欲情オンナの方に影響されなくて良かったね。
ビーツってすごいかっこいいですよね。
味は、ほっこり癒し系なのに。
ビジュアルはめっちゃごついくどい。
ニッポンじゃ、あんまり手に入らないから
やっぱ外国ってうらやま。
そのボウル2杯のスープ。
まさか一人前じゃぁ。
一個ちゃんと飾って
一個は食い散らかす。
ほんと勉強になるわあ。
ミシャフォト。
ボウル2杯はしっかり2人分よー。
撮影前に1杯喰い散らかし、撮影後にまた1杯喰い散らかす♡
お陰で口の中が真っ赤っか。思う存分吸血鬼気分を味わせてもらったわアイラブビーツ。
うん、ビーツのあの赤っていったいどうなってんの?って思いますよね。自然界恐るべし。
エゲレスはビーツが手に入り放題だけど、そんなものよりちりめんじゃこや明太子が手に入り放題の日本のほうが100倍うらやまー!