Steak & Guinness Pie

・・・ ギネスパイ・・・

今日のメニューは、アイルランドのパブ料理の定番、ギネスビールで牛肉を煮込んだシチューで作ったギネスパイです。

さて、パイといえばおっぱいですが、おっぱいって本当に素晴らしいですよね。生まれたての人間に必要な完全食を創出できる超高機能パーツにして曲線美と触感の良さも兼ね備える才色兼備さ。そして時々考えます、こんなに素敵なものを持っている『女性』に、私はなぜ恋愛感情を抱くことができないのだろうかと。

私の住む町は、ロンドンの下町のほうで多種多様な人種が入り混じっていることと、アートやデザインの方面で有名な大学のお膝元ということが相まってリベラル派の住人が多いため、多様性に関してはものすごく寛容です。もちろんLGBTQだのSOGIだのAKB48だの、そんなことは気にも止めないですし、AKB48以外はその辺にゴロゴロいるのでもはやマイノリティーでもなんでもありません。

『人のラベル分け』については、そもそも昔から興味も関心も薄かったのですが、ここに住み始めてからはその傾向に拍車がかかり、もう人種も国籍も宗教も性別も年齢も色々とひっくるめてどーでもよくなってしまいました。もはや二足歩行の哺乳類なら皆一緒みたいな感じです。

ということで、恋愛に関しても単純に気が合うかどうかやタイミング的なものを重要視するので、好きになる人のタイプが毎回バラバラなのですが、ふと考えてみると今までに女性には恋愛感情を持ったことがただの1度も無いんですよね。世界の人口の半分もいるのに(35億♡)。しかも、おっぱいという素晴らしいパーツも兼ね備えているのに。
もちろん、その人間性や容姿が私の好みにドストライクな女性に出会うこともたくさんあります。でも「ああ、この人素敵だなー。もし私が男だったらあらゆる手段を使って絶対に付き合うのになー(← ストーカーここに在り)」とは思うものの、それ以上の感情は何故か湧いてきません。激カワの女友達をエロい目線で見てみようと密かに挑戦してみたこともありますが(その友達に謝れ)それも無理でした。それが、先天的な原因によるものなのか、それとも無意識にインプットされた後天的な観念によるものなのかはわかりません。ですが、蒼井優みたいな子に翻弄されたりするのも楽しそうなので、できることなら何かのきっかけでパンセクシャル(全性愛者)になれたらいいのになー. . . と考えながら、”そうだ、次のブログのレシピはパンにしよう。パイからパンへ、未来へ向けて。” と思った本日午後でした。なんだそれ。


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— ギネスパイ(4人分)— 

煮込み用牛肉 700g

塩こしょう 適量

小麦粉 大さじ2

玉ねぎ 1個

人参 2本

セロリ 2本

バター 大さじ3

ギネス 1本(440ml)

ビーフブイヨン 2個(お湯100mlに溶いておく)

タイム 4~5本(もしくはドライタイム小さじ1/3)

ローリエ 2枚

パイ生地 1枚(400g)

溶き卵 1個分

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牛肉は角切りにし、塩こしょうを振って小麦粉をまぶしておく。

玉ねぎは粗めのみじん切り、人参とセロリはひとくち大にカットする。

鍋にバターを熱し、表面にしっかりと焼き色がつくように牛肉を炒める。玉ねぎを加えてしんなりするまで炒め、人参、セロリを加えてさらに5分ほど炒める。

鍋にギネスとお湯に溶いたビーフブイヨン、タイム、ローリエを加えて強火にし、沸騰したら蓋をし、時々木ベラでかき混ぜながら、お肉が柔らかくなるまで約1時間半ほど煮込む。必要なら塩こしょうで味を整える。火を止めてシチューを完全に冷ます(前日に作って一晩寝かせておいてもOKです)。

オーブンは200度に熱しておく。

耐熱皿にシチューを入れ、パイ生地で蓋をするように器を覆う。パイ生地の真ん中に数ミリの空気穴を開ける。

表面に溶き卵を塗り、オーブンで約30-40分、パイ生地の表面がキツネ色になるように焼き上げて出来上がり。